北海道付近には、今夜(8日)以降上空には平年と比べても10度以上低いような非常に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となる見込みです。そのため、日本海側を中心に峠山間部は積雪状態となり、平地でも広い範囲で雪が降るでしょう。
●今夜 山では積雪状態に
次第に強まる上空の寒気の影響で、峠山間部では雪が降り出し、多い所では10センチ前後の降雪となる見込みです。また、平地でも道北や道央を中心に5センチ前後降る所があるでしょう。路面状況の変化には十分注意して下さい。また、峠を走行の際は冬タイヤが必須となります。
●9日(月) 札幌でも雪
道北を中心に、朝の段階ですでに路面が白くなる所もある見込みです。今季初の積雪状態となる所も多くなりますので、通勤、通学の際はいつもよりもかなり早めの準備をお勧めします。夜にかけての降雪量は峠山間部で15~25センチ、道北でも多い所では5~10センチ前後の降雪が見込まれます。札幌でも雪の降る時間があり、9~10日にかけて写真のように路面が白くなる可能性があります。
●10日(火) 寒くて雪
最高気温は5度前後と、平年と比べても5度ほど低い気温となるこの日も、雪の降りやすい一日となります。夜にかけての降雪量は峠山間部で10~20センチ、道北や道央でも10センチ前後となる所がある見込みです。橋の上の路面凍結などにも注意が必要です。
●11日(水)~ 寒さのピーク抜ける
午後は天気回復し、冬型の気圧配置も緩む見込みです。雪の降る所も全般に午前中にはやむでしょう。12日は高気圧が張り出し割合晴れて気温も平年並みか高くなる見込みです。13日も気温は平年より高くなるでしょう。
●まとめ
今夜から11日頃までは日本海側を中心に雪が降りやすく、積雪状態となる所があります。時間に余裕を持った行動を心がけてください。