あす9日(月)は、全国的に初冬を感じさせる天気に。北日本は平地でも雪の降る所があるほか、内陸では雪の降る量が多くなるおそれも。晴れる関東から九州も気温が下がって、北風も吹くため、日差しがあっても寒いでしょう。
●西高東低 北日本に強い寒気が接近中
天気図をみてみると日本付近は西高東低の気圧配置が続き、冬のような天気図です。
大陸にある強い寒気が、あすには北日本付近にやってくる予想で、北海道や東北北部は、「平地で雪に変わる目安」となる上空約1500メートルでマイナス6度以下の寒気に覆われます。
北海道は札幌などの市街地で積雪となるほか、東北北部も平地で雪が降り、青森などは初雪となる可能性が高いとみられます。
雪への備えは、早めに行ってください。
●日本海側は時雨れ
強い寒気の影響で、北海道や東北の日本海側は雪や雨が降り、北陸も断続的に雨となる見込みです。
落雷や西寄りの強い風にも注意して下さい。
北海道や東北の太平洋側も、一部に雪雲や雨雲の流れ込むことがありそうです。
また、北海道や東北、北陸は、日中の気温が11月下旬から12月上旬並みと、この時期としてはかなり低い予想です。
●関東以西の平地は冷たい北風・乾燥
関東から九州の平地は、広い範囲で晴れる見込みです。
ただ、あすも各地で北寄りの風が吹くとともに、最高気温は、きょうよりも下がる予想です。
日中も20度に届かない所がほとんどで、日差しがあっても体感は、きょうに比べてグッと寒く感じられそうです。
また、空気が乾燥し、一部で風も強く吹くため、火の元に注意して下さい。