仙台と福島できょう5日に気象台から桜の開花が発表になりました。すでに桜まつりが行われている地域もあります。あす6日(土)も風が強まるでしょう。お花見の際には、交通機関の乱れや、強風で物が飛ばされないようご注意ください。7日(日)は日本海側や北部を中心に雷雲が発達するおそれがあります。
●南風のあとは強い西風に注意
6日(土)は、北日本を中心に冬型のような気圧配置で上空には寒気が流れ込む予想です。大気の状態が不安定で、東北地方の日本海側では明け方にかけて雨や雪が降るでしょう。雷を伴って雨や雪の強まるおそれがあります。落雷や突風にご注意ください。また、西よりの風が強めで、北部山沿いではふぶくところがあるでしょう。午後は晴れるところが多くなりますが、西よりの風の強い状態は続きそうです。太平洋側でも奥羽山脈から吹き下りる強風に注意が必要です。交通機関の乱れる可能性がありますので、お出かけの際には交通情報を確認しながら移動しましょう。
また、仙台と福島で5日に桜が開花し、桜まつりが始まっているところもあります。お花見に行かれる際には、紙コップや割り箸、お弁当のフタなど、風に飛ばされないように十分にご注意ください。
●春雷のおそれ
7日(日)は上空に寒気を伴った低気圧が北海道付近を通過するでしょう。日中は大気の状態が不安定で日本海側や北部では雲が広がり、雨が降りそうです。昼ごろを中心に雷雲が発達して、雨脚の強まるおそれがありますので、短い時間に強まる雨、落雷や突風などにご注意ください。太平洋側南部も山沿いを中心に昼ごろはにわか雨がありそうです。お出かけの際には、雨具をお持ちになると安心です。
●南部は桜咲き進む暖かさ
6日(土)と7日(日)の最高気温は、5日(金)よりも低くなりますが、平年並みの所が多いでしょう。南部で開花した桜は今週末にかけての暖かさで咲き進み、週明けの入学式に花を添えることでしょう。北部は10度前後の予想で、お出かけにはストールなどがあるとよさそうです。