本日(22日)夕方から2007年以降提供している「つるつる予報(R)」をスタートします。例年12月1日から提供を開始していましたが、今年は初めて11月から提供します。記録的に雪が遅くなった今シーズンですが、札幌も20日にようやく初雪を観測し、例年に遅ればせながらも雪のシーズンが始まりました。路面が雪や氷で覆われる、いわゆる「冬道」での転倒防止を目的として、札幌市内の冬期歩道路面の滑りやすさを3段階で表示し注意喚起を行います。
●今年は初めて11月から提供開始
冬道に慣れているはずの道民にとっても冬のつるつる路面は大変怖いもの。近年、札幌市内では11月下旬の雪が降り始める頃にも路面の凍結などで転倒する事故が多発しています。札幌市内で11月に雪道での転倒事故により救急搬送された人数は、平成27年55人、平成28年87人、平成29年149人と増加傾向です。(データ提供:札幌市消防局警防部救急課)日本気象協会北海道支社では、転倒防止に少しでもお役立ていただき、冬道の転倒事故をなくしたい!との思いから、今年は時期を早め本日11月22日(木)から提供を開始します。
●つるつる予報とは
「つるつる予報(R)」は、ウィンターライフ推進協議会が提供する冬道転倒防止啓発サイトにて利用できる情報サービスです。当日の晩から翌日にかけての気象予測情報(気温、降雪量、積雪の有無)と札幌市内3か所の路面観測情報をもとに、翌朝午前7時から午前10時での札幌市内の歩道と横断歩道の滑りやすさを、下記の3段階のレベルと概況コメントで発表します。
レベル1:あまり滑らない(乾燥、湿潤、積雪、シャーベット)
レベル2:滑りやすい(凍結)
レベル3:非常に滑りやすい(凍結;つるつる路面)
●つるつる予報の提供・対象日時
・提供方法
ウィンターライフ推進協議会が提供する冬道転倒防止啓発サイトにて「つるつる予報(R)」を提供します。
「転ばないコツおしえます。 札幌発!雪みちを安全・快適に歩くための総合情報サイト」
URL(パソコン) http://tsurutsuru.jp/
URL(スマートフォン) https://sp.tsurutsuru.jp/
・提供時間
毎日17時から翌日10時
・更新時間
毎日17時更新 ※路面状況に応じて、臨時の更新あり
・予報対象エリア
北海道札幌市内
・今シーズンの提供期間
2018年11月22日(木)~2019年3月中旬(予定)
●「つるつる路面情報」募集中!
スマートフォン向けWebサイトでは、利用者の方に札幌市内の路面状況を投稿いただくことが可能です。つるつる路面を見つけたらぜひ情報をお知らせください。投稿いただいた情報は、「つるつる予報(R)」の参考とさせていただきます。
詳細(スマートフォン) https://sp.tsurutsuru.jp/
遅れていた雪のシーズンがいよいよスタートです。この冬こそは転ばないよう、つるつる予報を参考になさってください。皆さんで長い冬を乗り切りましょう!