きょう(30日)の九州はおおむね晴れましたが、日中は風が冷たくなってきました。今夜からあす(31日)にかけては九州北部上空に12月上旬並みの寒気が流れ込むため、この秋一番の冷え込みとなり、山沿いや内陸は早霜がおりるおそれがあります。農作物の管理などに注意が必要です。
●きょう(30日) 風に冷たさ
きょう(30日)の九州は大陸から張り出す高気圧に覆われ晴れましたが、対馬海峡沿岸を中心に寒気の流れ込みに伴う雲が広がりました。九州北部の最高気温は20度前後に留まり、きのう(29日)と比べ大きく下がり、日なたでも風が冷たくなってきました。
●九州 暖房初日のところも
今夜からあす(31日)は九州北部上空1500メートル付近に0度前後と12月上旬並みの寒気が流れ込む見込みです。あす(31日)朝の九州はこの秋一番の冷え込みとなり、今シーズン初めて暖房器具をお使いになるご家庭が出てくるでしょう。今夜は暖かな寝具を用意するなどして冷え込みに備えましょう。
●九州 早霜のおそれ
今夜からあす(31日)朝にかけて、九州の山沿いや内陸は冷え込みが強まり、最低気温は4度以下まで下がり、早霜がおりるおそれがあります。九州は大分県、熊本県や宮崎県の山沿いなどに霜注意報が発表されています。屋外の観葉植物などは室内に入れ、寒さにさらさないようにしましょう。寒さに弱い農作物はビニールで覆うなどして、霜害を受けないようにしてください。