佐賀平野の晩秋の風物詩、佐賀インターナショナル・バルーンフェスタが開催されています。今年は11月1日(水)から5日(日)の5日間にわたって競技が行われ、様々なバルーン(熱気球)が大空を彩ります。高度によって色々な方向に吹いている風を読み取り、その風にいかにうまく乗って目的地へ向かうかが、パイロットの腕の見せ所です。なお、バルーン競技は、雨や強風の影響で中止になることがあります。あすからの3連休中、4日(土)は北風が強まりそうです。
●バルーンフェスタ開催中
毎年この時期、佐賀市嘉瀬川(かせがわ)の河川敷をメイン会場に開催される佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ。晩秋の佐賀平野を彩るこの大会は、今年も国内外から100機を超すバルーン(熱気球)が集結し、競技を行っています。一般に、バルーンの競技は速さを競うのではなく、一定の時間内での正確さを競います。「ターゲット」と呼ばれるゴールへ向かってバルーンで飛んできて、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下するのが競技の基本で、パイロットは高度によって色々な方向に吹いている風を読み、その風にうまく乗ることで目的地を目指します。競技時間は、午前7時~午前9時と、午後3時~午後5時の1日2回ですが、雨が降ったり風が強かったりすると競技が中止になることがあります。お出かけの際は最新の情報を確認するようにして下さい。
●3連休は気温変化に注意
あす3日(金)の文化の日、九州は大体晴れて、日中は過ごしやすく、行楽日和となりそうです。ただ、夜遅くに寒冷前線が通過したあと、大陸から寒気が流れ込み、冬型気圧配置となります。4日(土)は冷たい北風が強まって寒くなり、九州北部を中心に寒気の雲が広がり、時雨れる所もあるでしょう。海上は波が高くなり、対馬海峡の沿岸はしける見込みです。5日(日)は、冬型気圧配置が緩み、穏やかに晴れて、朝の冷え込みが強まるでしょう。3連休は気温の変化が大変大きく、あさって4日(土)は初冬の訪れを感じる寒さとなりそうです。体調管理に十分気をつけて、連休をお過ごしください。