8月に入り関東は梅雨のような天気が続いていますが、23日(水)処暑から夏の高気圧が元気モリモリ。厳しい残暑が戻ってきそう。ただ、天気はこの先も不安定に。
●東京 20日連続で雨
関東地方は8月に入り梅雨のようなグズグズした天気が続き、東京は20日(日)も雨を観測(パラツク程度の雨、0.0ミリを含む)。これで8月1日から20日連続の雨となりました。8月に連続して雨になるのは、1977年の22日連続の雨以来、40年ぶりのことです。また、気温も北東からの涼しい風が入り平年より低く、19日(土)までの全20日間の平均気温は、東京をはじめ関東の各地で平年より低く、夏らしくない状態が続いています。
●暦とは裏腹 処暑から残暑に
この先は、21日(月)から22日(火)も湿った空気の影響で関東は曇りや雨。ただ、23日(水)から太平洋高気圧がようやく関東にも張り出す予想です。風も涼しい北東風から南西風に変わり、東京の最高気温は33度。内陸では35度近くまで上がり、猛暑日になるかもしれません。その先も、来週末にかけて、東京は真夏日が続く見込みです。しかも、夜も気温の下がり方は鈍く、東京は熱帯夜が続くでしょう。23日(水)は二十四節気の「処暑」。ようやく暑さが収まる頃という意味ですが、今年は暦とは裏腹に処暑から残暑が厳しくなりそうです。いったん、涼しさを味わった体には、ぶり返す暑さが体にこたえそうです。夏休みもあと10日ですが、体調管理には十分に注意しましょう。
●暑さ戻るも夏空は・・・
週間予報をみると、23日(水)あたりから、ようやく晴れマーク登場です。太平洋高気圧がいったん張り出しますが、湿った空気も流れ込むため大気の状態は不安定。特に、午後はにわか雨や雷雨に注意。また、24日(木)から25日(金)も晴れマークがついている所が多いですが、予報はグレーです。前線が本州付近を南下。南西風で吹き上がれば、あまり雨は降らないですが、安定した晴天とはいえません。予報が変わる可能性があるためこまめにチェックお願いします。