8日、札幌管区気象台は北海道の1ヶ月予報を発表しました。気温はほぼ平年並みですが、16日にかけては平年より低い日が多くなる見込みです。ダイヤモンドダストが見られる日も増えてきそうです。降水量も平年並みですが、12月中旬にかけては平年より雪の降る日が多くなる見込みです。なお、10日(土)頃はオホーツク海側を中心に大荒れの天気となる恐れがあるため、最新の気象情報に注意して下さい。
●詳しい天気・・10日は大荒れ!
(12月10日~12月16日)
【 いったん気温が上がる → 低気圧が通過し全道的に雪や雨 → 寒くなる → 日本海側を中心に雪が降る 】
というパターンが多くなります。数日の周期で天気や気温が大きく変わるでしょう。特に、10日(土)は発達した低気圧の影響でオホーツク海側を中心にふぶきや局地的な大雪となる恐れがあります。最新の気象情報に注意してください。その後、13日(火)頃も低気圧の影響で全道的に雪や雨が降る見込みです。
(12月17日~12月23日)
冬型の気圧配置となる日がありますが、気圧の谷の影響も受ける見込みです。そのため、日本海側とオホーツク海側では平年よりも雪の降る日が多く、太平洋側では晴れる日が少なくなりそうです。気温は平年並みで、厳しい寒さの日や一時的に寒さが和らぐ日がありそうです。引き続き、気温の変動は大きくなる見込みです。
(12月24日~1月6日)
冬型の気圧配置の強さは平年並みとなるでしょう。日本海側やオホーツク海側では平年と同じように雪の降る日があり、太平洋側では冬晴れとなることが多くなりそうです。
●北海道ってこんなに冷え込むの?!
8日の北海道は内陸を中心に冷え込みが強まり、十勝地方の陸別では氷点下21度4分まで下がりました。これまでの12月の記録を見てみると、都市部でも12月にかなりの冷え込みとなったことがありました。ちなにみ、氷点下17度くらいになると、空気中の水蒸気が凍ってキラキラと輝くダイヤモンドダストが見られるようになります。そして、氷点下20度を下回ると素手で金属を触った時に手がくっついてしまうこともあるんですね。こわいこわい・・・。