
巨人が元監督の高橋由伸氏(51)に来季からのヘッドコーチ就任を要請していることが23日、分かった。球団復帰となれば9年ぶりとなる。この日、就任会見に臨んだ松井秀喜新監督(52)とは1学年違いで現役時代には5年間ともにプレー。「TMレボリューション」再結成となれば、大きな話題を呼ぶのは間違いない。
コーチ組閣は松井新監督にとって最初の大仕事になる。就任会見では「球団の方とこれから話し合って決めたい。最初の大事な作業だと思っております。現時点で1人だけ声をかけております。それ以外何も決まっておりません」と重要なコーチ1人の招へいをにおわせていた。
高橋氏が監督1年目だった16年2月の春季キャンプには、松井氏が臨時コーチとしてチームを訪問。坂本勇人内野手(37)らに積極的に打撃のアドバイスを送り「(高橋)監督の力になってくれたらうれしい」とサポートしていた。そこから11年、高橋氏が要請を受諾すれば、今度は逆の立場でサポートを受ける形となる。
チームと監督業を熟知する高橋氏の存在は大きなプラスになる。16年から3シーズン、監督を務めて坂本、吉川尚輝内野手(31)、大城卓三捕手(33)、中川皓太投手(32)、小林誠司捕手(37)ら在籍メンバーでもベテラン選手を中心に指導。退任後も野球解説者、評論家としてチームを内外から見続けてきた。アメリカ暮らしが長く、監督経験のない松井新監督にとっては気軽に手を借りれる“相談役”は重要になりそうだ。
