
憧れの近本を超える!阪神ドラフト1位の明大・榊原七斗外野手(22=報徳学園)が23日、東京都・府中市内の同大学で指名あいさつを受けた。藤川監督、東編成ディレクター、畑山統括スカウト、平塚スカウトと対面。「やっと土俵に立てた。ここから本当の勝負が始まるという気持ちでいっぱいです」と決意を新たにした。
ドラフトから一夜。22日の指名直後、「憧れというか。早く1歩でも近づけるように」と話していたのは、理想像で同じ左投げ左打ちの外野手近本。だが、この日は「憧れているとだめだと思うので、早く追い越せるように頑張りたい」。近本は1年目から142試合に出場し、36盗塁で盗塁王を獲得。打っては、58年巨人長嶋茂雄氏のリーグ新人最多安打記録を61年ぶりに更新する159安打を放った。高い壁にも「まだまだだと思うんですけど、自信のある守備と肩は負けたくない」。遠投110メートルの強肩が武器。近本も獲れなかった新人王へ、まずは「開幕1軍」を狙う。
藤川監督はドラフト指名時、榊原の表情が変わらなかったことに注目。「チームに通づるものをすでに持ち合わせている。センターラインを守っても任せることができる」と称賛した。リーグ3連覇を目指す猛虎打線に新星が割って入る。【村松万里子】
◆榊原七斗(さかきばら・ななと)2004年(平16)7月15日、兵庫・高砂市生まれ。曽根南野球部、全播磨硬式野球団ヤングに所属。報徳学園(兵庫)では投手兼外野手で甲子園出場なし。明大では外野手に専念し、1年春にデビュー。3年秋は打率3割9分、3本塁打、10打点で初のベストナイン。大学日本代表も経験した。173センチ、79キロ。左投げ左打ち。
