キケ・ヘルナンデス「泣きそうになった」左肘の炎症から復帰へ「１カ月で４回も注射を打った」

ドジャースのキケ・ヘルナンデス（2025年撮影）

＜ドジャース7－0レッズ＞◇25日（日本時間26日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手（34）が、試合前に地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューに応じた。

キケは左肘の炎症で、7月5日（同6日）のアストロズ戦の出場を最後に負傷者リスト（IL）入り。今月20日（同21日）から傘下3Aでのリハビリ出場を開始し、5試合で打率3割5分7厘を記録した。今季メジャーでは72試合で打率1割9分5厘、8本塁打、22打点、OPS.626。

この日にILから復帰。デーブ・ロバーツ監督は「今日はベンチスタートだが、明日からの2試合は先発で出場する。ポジションはまだ分からない」と起用法を語っていた。

陽気な人気者のキケは、同局のリポーターを務めるキルステン・ワトソンのインタビューに対応。「戻ってこられて本当にうれしいよ。今シーズン中に復帰できるかわからない時期もあったし、この1カ月はフラストレーションがたまった。1カ月で4回も注射を打って、3回目までは効果がなかった。4回目で痛みが消えたんだけど、その4日後には初めて痛みなく起きたから泣きそうになったんだ」と喜びを語った。