
<ドジャース7-0レッズ>◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が3打数ノーヒット1四球に終わり、2戦連発の46号は持ち越しとなった。
「1番DH」で出場すると、最速165キロの右腕グリーンと対戦。初球から100・9マイル(約162キロ)、101・2マイル(約163キロ)、101・2マイル(約163キロ)、101・2マイル(約163キロ)、102・2マイル(約164キロ)の直球で攻められると、フルカウントから92・6マイル(約149キロ)のスライダーで三飛に倒れた。
第2打席は1-0の3回無死一塁、初球の暴投で一走ロハスが二進すると、フルカウントから内角低めのスライダーを見極め四球で出塁した。
大谷は続くベッツの投ゴロ併殺で、二塁封殺となった。
第3打席は3-0の5回1死、カウント1-2から低めのスプリットで一ゴロに倒れた。カウント1-1からは自打球が右足に直撃し、声を上げてその場にうずくまるシーンも見られた。
第4打席は5-0の7回無死で、左腕モールと対戦。カウント1-2から外角のスライダーで二ゴロに倒れた。
ドジャースは前日24日(同25日)のパドレス戦に勝利し、地区優勝へのマジックナンバー「31」が点灯。この日、単独首位で並んでいるパドレスがマリナーズに敗れ、同ナンバーは「29」となり、ドジャースが1ゲーム差で単独首位となった。
今季は打率2割8分、リーグトップタイ、メジャー2位タイの45本塁打、84打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.004とした。
投げては10試合に登板して0勝1敗、防御率4・61。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の20日(同21日)ロッキーズ戦では、右足に打球を受けた影響もあり、4回を9安打5失点。敗戦投手はエンゼルス時代の23年7月14日(同15日)のアストロズ戦(エンゼルスタジアム)以来、768日ぶりとなった。
次回登板は27日(同28日)のレッズ戦(ドジャースタジアム)を予定している。