
<プレミアリーグ:ニューカッスル2-3リバプール>◇25日◇第2節◇セントジェームズ・パーク
日本代表MF遠藤航(32)が所属するリバプールが、敵地でニューカッスルに3-2で劇的勝利を収めた。16歳のFWリオ・ングモアが試合終了間際に決勝点を挙げた。遠藤は後半追加タイム13分から出場した。
リバプールが激闘を制した。前半36分にMFフラーフェンベルフの一撃で先制。前半終了間際に相手FWが退場し、数的優位で後半を戦うこととなる。後半1分にはFWエキティケが加点し、リードを広げた。
しかしここから10人の相手が粘りをみせる。同12分に1点返されると、同43分に追いつかれる。
すると、ジャパンツアーの横浜F・マリノス戦でも印象的なプレーをみせた怪物アタッカーがプレミア初出場で大仕事をやってのける。同追加タイム6分にピッチにピッチに立ったングモアは、左サイドから積極的な仕掛けでチャンスを演出。直後の同追加タイム10分、右サイドからの崩しに、中央まで入り込むと、フリーで受けて冷静にネットを揺らした。期待に応える決勝弾。16歳361日での得点はプレミアリーグ歴代4位の年少記録となった。会場からは「リオコール」が響き渡った。
後半追加タイム13分にエジプト代表FWサラーに代わって遠藤が投入され、試合を締めた。チームは開幕2連勝で勝ち点6の3位に浮上した。