
関西学生野球連盟初の学生審判委員が秋季リーグ戦で誕生することが25日、分かった。同連盟のプレス発表会が大阪市内で行われ、関学大の本荘雅章監督(54)が、村司翔平投手(4年=今治西)が審判に加わることを明らかにした。
「彼には1シーズン頑張って、正式な運用につなげてほしい」。連盟は、審判に興味を持ってもらおうと来春リーグ戦での学生審判の運用開始を目指し、すでにチャンレンジリーグ(新人戦)で学生審判を起用していた。今春新人戦に最上級生での審判参加者として同投手がいたため、石川基之審判委員長(62)は「来春からの検証材料にしたい」と、春秋のリーグ戦で初の採用に至った。