
<ヤクルト1-8阪神>◇24日◇神宮
ヤクルトが大敗で引き分けを挟み3連敗となった。
先発奥川恭伸投手(23)は7回途中8安打3失点と試合をつくった。ただ、6回が痛かった。2死満塁、阪神先発才木に押し出し四球を与えた。外角低めに148キロ直球を投げ込んだが、わずかに外れた。球審の右手は上がらず、3点目を失った。4回は佐藤輝にソロを浴びるなど6敗目。神宮では21年4月から9連勝中だったが、10連勝はならなかった。
7回まで1-3と2点差で食らいついた。しかし、8回に3番手の石原勇輝投手(23)が阪神打線につかまった。2死満塁から森下の走者一掃の適時二塁打を献上するなど1回5安打5失点と炎上した。一気に試合を決められた。
村上宗隆内野手(25)は10号ソロを放った。4回先頭、才木の148キロ直球を左中間席に運んだ。村上は7月29日の1軍復帰から24試合での10号にスピード到達。7年連続の2桁本塁打となった。
打線は才木の前に要所を締められた。1回の2死三塁、5回の1死三塁など走者は出したが、決定打に欠いた。