
清水東高サッカー部主催のフォーラムが24日、静岡市内で行われ、同校OBでJ1清水の反町康治ゼネラルマネジャー(GM、61)と、元日本代表の内田篤人氏(37)がトークショーを行った。この日は在校生やサッカー関係者ら約400人が来場。古豪復活に向けたテーマを中心に話題が展開し、高校時代の思い出話などで会場を盛り上げた。
反町GMは現役選手からの質問にも真剣な表情で応え「サッカーはミスのスポーツ。そのミスをどう生かしていくかが大事」とアドバイスを送った。同校は過去に全国選手権で優勝1回、夏の全国総体でも4度の全国制覇を成し遂げているが、92年の全国総体を最後に全国舞台から遠ざかっている。要因の1つは環境面。練習場は現在も土で、人工芝グラウンドの完成を目指して寄付を募っている。内田氏は「いい環境で、けがなく3年間を過ごしてほしい。僕もできるだけ協力していきたい」とサポートを約束した。【神谷亮磨】