
<パドレス2-1ドジャース>◇22日(日本時間23日)◇ペトコパーク
パドレスのダルビッシュ有投手(39)が、6回1安打1失点5奪三振と好投し、今季3勝目(3敗)を挙げた。この日の勝利で、日米通算206勝(日本93勝、米国113勝)をマークした。
メジャーでも屈指の多彩な変化球を操る右腕。NHKBSの中継では子どもたちからの質問にインタビューで答え、少年時代の意外な練習方法を明かした。
子供のころの練習について問われると「壁当て」と即答した。
「球種のいろいろな握りをそこで試していたので。それで投げられるようになりました。小学校の時にずっとキャッチャーで、ピッチャーやりたかったけど、させてもらえなかったその気持ちが、壁当てにつながっていたので。それでよりいろいろな握りとか球種を投げたことで、脳が成長して投げられるようになったと思います」と語った。
解説を務めたレッドソックスなどで活躍した岡島秀樹氏(49)は「自分もやってました。ダルビッシュ投手みたいにいろいろな球種は投げてなかったですね。小さい時は真っすぐしか投げてなかったです。ダルビッシュ投手は頭が柔軟ですよね。器用なので、指先が器用なので、いろいろな球種にトライしたんでしょうね」と少年時代を思い浮かべていた。
ダルビッシュは前回登板のドジャース戦では4回4失点で降板したが、大谷翔平投手(31)を2打数無安打に抑えるなどリベンジに成功した。