
オリオールズが、今月17日にデビューしたばかりのサムエル・バサロ捕手(21)と2033年まで8年総額6700万ドル(約97億2000万円)で契約延長した。22日(日本時間23日)、MLB公式サイトなどが伝えた。9年目は球団オプションで、出来高などを含めれば最大で9年総額8850万ドル(約128億円)となる。年俸調停権取得前のメジャー登録3年未満の捕手では、史上最高額となる。
ドミニカ共和国出身のバサロは21年に契約金130万ドル(約1億8900万円)でオリオールズと契約。23年に2Aに昇格し、昨年8月に3Aに昇格。今季は3Aで76試合に出場し打率2割7分、23本塁打、67打点、OPSと好成績を収め、17日のアストロズ戦でメジャーデビューした。
メジャーでは4試合で打率2割8分6厘。19日のレッドソックス戦では延長11回に決勝点を挙げた。MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは全体4位、オリオールズ内では1位にランクインしている。