
阪神梅野隆太郎捕手(34)が20日、夏の甲子園に出場している沖縄尚学の、宜野座恵夢捕手(3年)にエールを送った。
宜野座の出身は、阪神が春季キャンプ地を行う沖縄・宜野座村。虎党で、好きな選手は同じ捕手の梅野。阪神の本拠地甲子園で、同じ背番号「2」を背負い戦っている。野球教室では直接指導を受けた経験もある。
梅野は「言葉にしてもらえることも、少しでもそういう気持ちで戦ってくることも、すごくうれしい。野球教室をして良かった。縁があってこういう話になっているのも、選手として大事なことだと思う。そういう活動を大切にしていきたい」と喜んだ。
宜野座の活躍は耳にも入っており、「成長して、甲子園でやっていて、こっちも刺激をもらっている。野球人として『また自分も新たに』と切磋琢磨(せっさたくま)しながらできたらいい」と力を込めた。
沖縄尚学は21日に準決勝で山梨学院と対戦予定。「いまは優勝を目指して頑張れる、その目標があるから、それに向かって頑張ってほしい」と願った。