
公立勢で唯一4強入りを果たした県岐阜商が20日、21日の準決勝日大三(西東京)戦を前に兵庫・西宮市内で汗を流した。
前日19日に横浜(神奈川)をタイブレークの末に破って16年ぶりにベスト4に進出した。生まれつき左手の指がない横山温大(はると)外野手(3年)は宿舎の様子を「みんなめっちゃ盛り上がっていた」と明かし、「今日は切り替えてきました」と準決勝に焦点を当てた。
日大三戦に向けて打撃練習に約1時間使うなど、2時間ほど汗を流した。「バランスのとれたレベルの高いチーム。打ってくるチームなので自分たちの野球をして、ミスなく打ち勝つ野球をしていきたいです」と力を込めた。