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【甲子園】県岐阜商が公立唯一8強と春夏90勝目 OBはミスタープロ野球と縁 次戦横浜戦


明豊対県岐阜商 校歌を歌う県岐阜商ナイン(撮影・宮崎幸一)

<全国高校野球選手権:県岐阜商3-1明豊>◇17日◇3回戦

県岐阜商が春夏90勝目を挙げ、公立校唯一の8強入りを果たした。藤井潤作監督(53)は「うれしく思います」と声を弾ませた。1925年(大14)9月創部。100周年を目前に、初回から安打だけでなく、四死球も絡めて攻めた。1死満塁で5番宮川鉄平外野手(3年)が、スライダーを捉えて右へ2点適時二塁打。先制&決勝打に「今までで一番うれしかった」と喜んだ。守っても2戦連続2ケタ安打の明豊打線を3投手で1点に抑えた。「投手陣が踏ん張ってくれた。打撃陣の粘りが今年はある」。

1世紀分の歴史には、6月に亡くなったミスタープロ野球・長嶋茂雄氏の名も刻まれている。元中日監督で20年に死去した同校OB高木守道氏は在学中、立大時代の長嶋氏に指導を受けたことで知られる。高木氏と遠縁の中下絢太捕手(3年)はその逸話を耳にし、誇らしく思う。「長嶋さんに、高木さんのことを『一番うまい選手』と言っていただいた」。

次戦の横浜とは、ともに渡辺匡宏(くにひろ)トレーナーのサポートを受ける縁がある。宮川は「今日みたいに勝ちたい」と意気込む。令和の「GIFUSHO」ナインとして、記念の年にセンバツ覇者に勝ち、歴史に花を添える。【中島麗】

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