「何でこんなにシルト監督は慌てて…」パドレスが２回までに大量スチール敢行もスミスが“完封”

ドジャースのウィル・スミス＝25年4月13日

＜ドジャース－パドレス＞◇16日（日本時間17日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのウィル・スミス捕手（30）が、2回までに盗塁を完全に封じた。

1回に右前打で出塁したフェルナンド・タティス外野手（26）が、2番ルイス・アラエス内野手（28）の打席で盗塁。いきなりの仕掛けにも、スミスは正確な送球でタティスをタッチアウトにした。

さらに2死一、二塁となり、パドレスはザンダー・ボガーツ内野手（32）の打席で重盗を敢行。スミスは三塁へ好スタートを切ったアラエスではなく、一走マニー・マチャド内野手（32）の刺殺を狙い、再び盗塁を阻止した。

先発のブレーク・スネル投手（32）は、2回の先頭ボガーツに中前打を許したが、1死からの二盗をスミスがまたしても防いだ。

「SPOTV NOW」で解説を務めたMLB評論家のAKI猪瀬氏は「パドレス自体はそんなに盗塁が多いチームじゃないんですけど、今日は何でこんなにシルト監督は慌てて先へ先へいこうとしてるんですかね」と話した。

試合前時点でパドレスは81盗塁で、リーグ10位となっている。