
<ドジャース-パドレス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、大谷翔平(31)、山本由伸(26)両投手を含む先発投手陣に発破を掛けた。
チームは前日15日(同16日)から13連戦がスタートしており、この本拠地でのパドレスとの3連戦を終えると、移動日なしで敵地でのロッキーズ4連戦、さらに敵地でのパドレス3連戦が続く。その中で、このところリリーフ投手陣の負担が増えており、リリーフ陣の投球回は現在、両リーグ最多の519回2/3で、ナ・リーグでは2番目に多いメッツより39回も多くなっている。
ロバーツ監督はこの日の試合前会見で、先発投手陣について「この連戦で向こう1週間は、先発投手陣にとって非常に重要な週になる。我々の先発陣は優れているが、長いイニングを投げてもらうことが必要だ」と期待。「今のチームを見れば、攻撃陣は優れているし、先発投手陣もブルペンも素晴らしい働きをしている。ただブルペンを休ませてくれたら、もっと戦いやすくなる。先発投手陣にとって、向こう1週間は非常に重要な連戦になる」とした。
大谷は前回登板の13日エンゼルス戦で5回まで投げる予定だったが4回1/3を5安打4失点。山本は前回登板の11日エンゼルス戦で4回2/3を6安打6失点で8敗目を喫した。2人とも次のロッキーズとのシリーズ中に登板する見込みとなっている。