
<オリックス0-1西武>◇16日◇京セラドーム大阪
3位オリックスは今季15度目の完封負けを喫した。前日17日の1-0勝利をやり返えされた。
岸田護監督(44)は「良い投球されましたね。高低使ってなかなか打てないと思いますね。西武さんはピッチャー良いですから。勝ちパターン、先発。やりかえされましたね」と脱帽だった。
打線は西武与座を前に4回まで1安打。1点を追う5回、5番西野真弘内野手(35)の中前打と、6番若月健矢捕手(29)の左翼二塁打で1死二、三塁の好機をつくるも、無得点に終わった。先発アンダーソン・エスピノーザ投手(27)は6回5安打1失点、5奪三振と粘ったが、6敗目を喫した。
8月に入り、12試合で23得点と打線が苦しんでいる。指揮官は「全員でなんとか1点の執念。1点ずつやっていくしかない」と力を込めた。この日は左足首の負傷で離脱している西川龍馬外野手(30)がウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に指名打者で実戦復帰。4打数1安打2打点だった。「今日出てみて、足がどんな状況か、というところですよね。守備は(練習で)ずっとやっていますからね。足の状況を見て」と話した。