【日本ハム】中田翔引退…栗山英樹CBO「私は、これからも中田翔に文句を言い続けます」

栗山英樹CBO＝25年６月

日本ハム栗山英樹CBO（64）が15日、今季限りでの現役引退を発表した中日中田翔内野手（36）について、球団を通じてコメントを発表した。

「報告を受けた時は、ただただ悔しかったです。本当にすみませんでした、という気持ちです。監督として接し、中田翔という選手の才能を誰よりも分かっていました。もっともっとすごい数字を残せるはずでした。それが果たせなかったのは半分はこちらの責任、そして半分は中田翔の責任だと思っています。ひたすら悔しさが残ります。ひとまずお疲れさまではありますが、選手として終わった時、この先どう進んでいくのか。私は、これからも中田翔に文句を言い続けます」

栗山CBOは日本ハムの監督に就任した12年から中田を4番打者に固定。中田も信頼に応えて、そのポテンシャルを存分に発揮して12年にはリーグ優勝、16年は日本一の原動力になった。21年シーズン途中に中田が不祥事で無期限出場停止処分となった際には、当時の巨人原監督に電話し、無償トレードで中田の現役続行の道を切り開いていた。