
レアル・ソシエダードは14日、バグダディ・キャピタルとメインスポンサー契約で合意したことを発表した。
Rソシエダードは先月、これまでメインスポンサーを務めていた株式会社ヤスダグループとの契約条件を変更し、新たに5シーズンに渡る新契約を結んだ。これにより胸スポンサーを下り、今後はRソシエダードの日本での事業拡大および、ヤスダグループがRソシエダードのメソッドを生かしながら日本でのさらなる成長を目指し、両者がすでに日本で実施している人材育成や教育などの計画の安定化に力を入れることになった。
Rソシエダードは新たにメインスポンサーを探す中、バグダディ・キャピタル(Baghdadi Capital)との契約を締結した。同企業は国際金融業界で30年以上の経験があるシリア出身のスペイン人実業家バイハス・バグダディ氏によって23年に設立された、100%スペイン資本のグローバルなファミリーオフィス。スペイン、アメリカ、イギリス、アイルランドで事業を展開しており、20億ユーロ(約3400億円)以上の資産を運用し、各企業のニーズに合わせた資金調達ソリューションなどを提供している。
契約は今季からの3シーズン。16日にアウェーで行われる今季のスペインリーグ開幕戦バレンシア戦から、ユニホームの胸にバグダディ・キャピタルのロゴが入ることになる。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアによると、Rソシエダードはバグダディ・キャピタルと約800万ユーロ(約13億6000万円)の投資契約を結んだとのことだが、詳細は公式発表待ちになっている。(高橋智行通信員)