
<全国高校野球選手権:京都国際6-3健大高崎>◇13日◇2回戦◇甲子園
昨夏日本一の京都国際が昨春日本一の健大高崎を下して、史上7校目の夏連覇へ好発進を決めた。
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京都国際が昨年春優勝の健大高崎と対戦。前年の春夏優勝校が夏に対戦するのは83年のPL学園(82年春V)7-0池田(同夏V)以来2度目となり、難敵を下して史上7校目の夏連覇へ好発進した。完投のエース西村は昨夏、2年生ながら防御率0・00で胴上げ投手になっている。連続頂点へ、挑戦権を残した。
最近の夏の2年生胴上げ投手は05年田中将大(駒大苫小牧)、09年森本隼平(中京大中京)、13年高橋光成(前橋育英)、19年岩崎峻典(履正社)、22年高橋煌稀(仙台育英)、23年小宅雅己(慶応)がいたが、田中は06年早実に、高橋は23年慶応にそれぞれ決勝で敗れ、惜しくも連続胴上げならず。夏の2年連続胴上げは48年福嶋一雄(小倉)以来出ておらず、西村は77年ぶりの快挙を目指す。【織田健途】