
<全国高校野球選手権:京都国際6-3健大高崎>◇13日◇2回戦
昨夏王者の京都国際が昨春王者の健大高崎(群馬)を破り、史上7校目の夏連覇へ初戦を突破した。
序盤から点の取り合いとなった。2-3で迎えた3回、2死一塁から5番山口桜太外野手(3年)の適時二塁打で同点。6番猪股琉冴捕手(3年)の中前適時打で4-3と勝ち越した。5回には2死三塁から7番倉橋翔外野手(3年)の適時内野安打で5点目を奪った。6回にも1点を加えた。
エース左腕の西村一投手(3年)は強打の健大高崎打線を4安打に抑え3失点完投。160球を投げ抜いた。
今春センバツ4強で優勝校にも挙げられていた健大高崎は初戦敗退。先発の下重賢慎投手(3年)が3回4失点。3番手の佐藤龍月投手(3年)が2失点。最速158キロ右腕の石垣元気投手(3年)は4番手で7回から登板。直球の最速は155キロをマークしスタンドをどよめかせた。2回を2安打無失点、2三振を奪ったが時既に遅かった。
10年ぶりの3回戦進出はならなかった。