【甲子園】京都国際・優勝メンバーの中堅手、極上の“４秒間”好守備 健大高崎との大一番で披露

京都国際対健大高崎　4回表健大高崎無死、向井の飛球をダイビングキャッチする長谷川颯（撮影・加藤哉）

＜全国高校野球選手権：健大高崎－京都国際＞◇13日◇2回戦◇甲子園

京都国際の昨夏優勝メンバーが、好守でもり立てた。

4回先頭で健大高崎7番向井が放った中堅への当たりを、京都国際の中堅手・長谷川颯外野手（3年）が、鋭い打球に合わせてグラブをはめた右手をグラウンドに近づけ、うつぶせになりながら捕球。打ってから捕るまでが、わずか4秒間だった。

これには、先発西村一毅投手（3年）がマウンド上でガッツポーズ。3回裏にチームが逆転した後の守備で、幸先よく1アウトをとった

長谷川颯は昨夏、外野手のレギュラーとして甲子園で同校初の全国制覇に貢献。優勝メンバーの1人が、守備で聖地を沸かせた。