
<全国高校野球選手権:健大高崎-京都国際>◇13日◇2回戦◇甲子園
昨春王者の健大高崎(群馬)の青柳博文監督(53)が、昨夏王者の京都国際戦の先発を下重賢慎投手(3年)に託した。「やっぱりうちは投手が複数で戦うチームなんで、最後に石垣で締めてできれば。下重でスタートして、試合を作ってもらって。終盤勝負」と見据えた。
盤石の投手陣で夏の群馬大会を勝ち上がった。県大会計5試合を戦い抜き、失点はわずか3点。最速158キロのエース石垣元気投手(3年)、昨春のセンバツV左腕の佐藤龍月投手(3年)がベンチから戦況をうかがい、勝負どころでの起用が見込まれる。青柳監督は「投手陣が一番そろってる。このチームでなんとか全国制覇と思ってやってきたので、今日の初戦が非常に大事」と引き締めた。