フランス２部降格のＳランス、開幕戦は引き分け 移籍希望とされる日本代表中村敬斗はベンチ外

スタッド・ランス中村敬斗（2024年撮影）

＜フランス2部リーグ：アミアン2－2スタッド・ランスユ＞◇11日◇第1節◇スタッド・ドゥ・ラ・リコルヌ

日本代表MF中村敬斗（25）と関根大輝（23）が所属するフランス2部スタッド・ランスは敵地で行われたアミアン戦との開幕戦に2－2で引き分けた。

関根は右サイドバックでフル出場したが、移籍を希望しているとされる中村はベンチ外だった。

昨季まさかの2部降格の憂き目に遭ったSランスは、開始14分に先制を許すも、同32分にディアコンのゴールで追いつく。前半を1－1で折り返すと、後半40分にハフィズ・ウマル・イブラヒムの一撃で一時逆転に成功するも、試合終了間際に同点とされ、勝ち点を分け合った。

地元紙によると、中村はまだ3年の契約を残しているクラブを去りたいと考えているが、放出を認めない幹部らの強硬な態度に直面しているという。医師の診断書を理由に、ジャパンツアーにも帯同せず、フランスでもチームの活動に参加していなかったため、開幕戦は欠場した。