
ベティスは10日、スペイン代表MFイスコ(33)が左足腓骨を骨折したことを発表した。
イスコは9日に行われた今夏のプレシーズン最終戦でマラガと対戦した際、左足を負傷。その後の検査で左足腓骨骨折と診断された。しかしこれは、昨年5月に同箇所を骨折し、2度の手術を受けたけがとは何の関連もないとのことだ。
クラブは復帰時期に関して、けがの回復次第と説明したが、スペイン紙アスは全治約3カ月と伝えている。これにより少なくともスペインリーグ11~12試合、欧州リーグ4試合の欠場が濃厚となった。
レアル・マドリードのスペイン人MFダニ・セバージョスの古巣ベティス復帰の可能性が以前から報じられているが、同紙によると、イスコの長期離脱によりその代役を務める選手として、その可能性がさらに高まっているとのことだ。
セバージョスは他のクラブに移籍する場合、ベティスを第一候補に挙げており、Rマドリードは移籍金1500万ユーロ(約25億5000万円)~2000万ユーロ(約34億円)のオファーを提示されれば、移籍を認めるつもりだと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)