
<イースタン・リーグ:西武-ヤクルト>◇10日◇カーミニーク
ヤクルトに新加入した青柳晃洋投手(31)が西武2軍戦で先発し、帰国後初登板初先発を2回途中2失点で終えた。
初回、先頭佐藤太にいきなり左中間への二塁打を打たれた。なおも1死三塁から、3番山村に7球目142キロ直球を右翼線への適時二塁打とされ、先制点を献上。続くセデーニョ、蛭間は変化球で2者連続三振を奪い、最少失点でしのいだ。
2回はストレートの四球2つと単打で2死満塁を招くも、元山を遊ゴロに仕留めて無失点。
3回は先頭山村、セデーニョに2者連続四球を与え、球数54球に達したところで交代を告げられた。
予定の3回は投げず、2回0/3を3安打4四球3奪三振2失点、球数54球で降板。最速は球場表示で142キロを計測した。
青柳は7月31日に都内で入団会見。昨オフに阪神からポスティングシステムを利用し、フィリーズとマイナー契約。昨季まで9年間、プレーした阪神では通算61勝をマークした。21年からNPB史上初の2年連続最多勝と最高勝率のダブルタイトルに輝き、22年は最優秀防御率を含む投手3冠を獲得した。
試合開始前時点で不安視された雨は降っていなかった。