
<全国高校野球選手権:北海-東海大熊本星翔>◇10日◇1回戦◇甲子園
甲子園初勝利を目指す東海大熊本星翔が、雨天中止を受け、甲子園の室内練習場で約1時間半の調整。打撃練習やキャッチボールなどで汗を流した。
野中義高監督(44)は雨天中止を「室内練習場で練習できて、明日の予行練習みたいな形でできた」とプラスに捉えた。また、九州勢は創成館(長崎)、西日本短大付(福岡)、佐賀北、明豊(大分)が初戦を突破。その活躍に「いい意味でプレッシャーです」と笑った。
「開会式の日から数日がたってるんで、早く試合したいなって気持ちはあった」と比嘉健太主将(3年)。複雑な心境だったが「明日の試合に向けて、気持ちをつくろう」とチームメートに声をかけた。「まずは、学校として甲子園1勝を絶対にしたい。いつも通りの自分たちの野球ができたら」。気合十分で、北海(南北海道)との初戦に臨む。