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イチロー氏、永久欠番セレモニー「2度も英語でスピーチ行うハメに」マリナーズ本拠で弓子夫人と


永久欠番のボードを背にスピーチするイチロー氏(AP)

<マリナーズ-レイズ>◇9日(日本時間10日)◇Tモバイルパーク

マリナーズの本拠地Tモバイルパークで、イチロー氏(51)の背番号「51」の永久欠番セレモニーが行われ、同氏が約13分半の英語スピーチを披露した。

イチロー氏は開口一番、「What's up Seattle?(シアトル、調子はどうだい?)」と切り出し、球場は大熱狂。「この最高の栄誉をいただけて、非常に光栄です。だが、この2週間で2度も英語でスピーチを行うハメになったのは誰のアイデア? 私のキャリアの中で最もタフな挑戦の1つです」と、7月27日にクーパーズタウンで行った殿堂入りスピーチを引き合いに出し、爆笑を誘った。

ケン・グリフィー・ジュニア氏(55)の「I am damn proud to be a Seattle Mariner(マリナーズの一員になれて非常に光栄)」とのコメントを引用して心境を表し、「この栄誉はファンのサポートなしには経験することができなかった。シアトル、ありがとう」とファンに感謝した。

同氏が加入前に背番号「51」を着用していたランディ・ジョンソン氏(61)にも言及。「すでにここでは背番号51に輝かしい歴史があった。51と言えば、ランディのことだった。もし、私が準備を継続し、自分が信じていることを全てやり切れば、ランディがシアトルで築いた51の期待に応えられるかもしれないと思いました」。来年にはジョンソン氏の永久欠番セレモニーが実施される予定。後方でスピーチを見守ったジョンソン氏に向けて「マリナーズの51同士として、いつかキャッチボールができることを願っています。ありがとう、ランディ」と感謝した。

続いて球団幹部や長年通訳を務めた通訳のアラン・ターナーさんらに感謝。弓子夫人にも感謝のメッセージを口にし「今日の試合で一緒にまたホットドッグを食べるの待ち切れない」と述べた。

最後はベンチの選手に向けて「君たちは強く、才能にあふれています。その才能を決して当たり前だと思わないでください。みなさんは素晴らしいチームで、目の前には大きなチャンスが待っている。勝つことは常に困難で、プレッシャーが伴う。だが、プレッシャーの中でベストを尽くせるかどうかのプレッシャーは別。もうヒットやレーザービームで手助けすることはできないが、私の思いと決意は常にあなたたちとともにある。私が毎日グラウンドに来るのは、君たちを助け、その瞬間のために準備し、チャンスをつかめると確信しているからです」とエールを送り、「Now, let's play ball!」の宣言でスピーチを締めた。

アジア人として初の米野球殿堂入りしたイチロー氏は、エドガー・マルティネス氏の「11」、ケン・グリフィー氏の「24」に続いて球団3人目の永久欠番となった。ビデオメッセージでは、元チームメートのデレク・ジーター氏、エイドリアン・ベルトレ氏、ブレット・ブーン氏、ネルソン・クルーズ氏、アルバート・プホルス氏、NFLのトム・ブレイディ氏らから祝福の言葉が贈られた。来年には、同氏の銅像が設置されることも発表された。

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