【甲子園】甲子園スタイル披露の北海 阪神百崎２世は打率５割５分／第６日見どころ

北海・浅水結翔（2025年7月31日撮影)

＜全国高校野球選手権：北海－東海大熊本星翔＞◇10日◇1回戦◇甲子園

第2試合で全国最多を更新する2年ぶり41度目出場の北海（南北海道）と、2年ぶり4度目出場の東海大熊本星翔（熊本）が対戦。1回戦ラストの登場となる。

1901年（明34）創部の伝統校の北海は「甲子園スタイル」で臨む。熱中症対策として、黒や紺色だった帽子、アンダーシャツ、シューズ、ヘルメットを白色に変更する。甲子園限定という新たな装いを披露する。準優勝だった16年に果たせなかった初の日本一を狙い、左腕エース浅水結翔投手（3年）は「日本で一番長い夏にしたい」と意気込む。

東海大熊本星翔は甲子園初勝利なるか。OBの阪神百崎蒼生内野手（19）にあこがれる、リードオフマンの福島陽奈汰内野手（2年）が攻撃のキーマン。熊本県大会では打率5割5分をマークした。遊撃手としての守備力も高い。人気漫画「ONE PIECE」の作者で漫画家の尾田栄一郎氏の母校（当時の校名は東海大二）。