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【甲子園】1度見たら忘れないユニホーム…「青」藍泰斗35年ぶり聖地で初勝利ならずも佐川主将感謝


青藍泰斗対佐賀北 3回裏佐賀北1死一塁から登板した、青藍泰斗2番手の鈴木(撮影・岩下翔太)

<全国高校野球選手権:佐賀北5-4青藍泰斗>◇9日◇1回戦◇甲子園

35年ぶりに甲子園に帰ってきた青藍泰斗が、またしてもサヨナラ負けで甲子園初勝利を逃した。4-4の延長10回タイブレーク。申告敬遠で1死満塁とし、佐賀北に痛恨の決勝スクイズを決められた。一進一退の攻防をものにできず、青山尚緯監督(27)は「(相手投手は)後半につれてボールの勢いが増して、力強いまっすぐと曲げるようなボール、カットボールを打者陣が捉えられなかった」と悔やんだ。

前回の出場は旧校名の葛生(くずう)時代の90年夏。初戦の山陽(広島)戦で9回裏を残し4-1とリードしながらも、2死走者なしから相手にひっくり返された。あと1死から、3点リードをひっくり返されての逆転サヨナラ負けは、部員たちにも語り継がれ、先輩たちの悔しさをバネに夏の舞台に戻ってきた。

1度見たら忘れない。昨秋からスクールカラーと学校名にも採用している「青」を押し出そうと、鮮やかな青に白の縦じまが目立つユニホームに一新した。袖には「葛生」とプリント。ふるさとを背負う気持ちを胸に、指揮官も「唯一無二」と評する自慢のユニホームを着込んだ。

駆け付けた1500人の大応援団に勝利を届けることはできなかったが、1年秋から主将を務める佐川は「ユニホームのおかげで注目を浴びながら、甲子園でプレーすることができたのは本当によかった」と感謝した。【平山連】

◆異色ユニホーム 青藍泰斗は青地に白いストライプのユニホーム。過去の主な例では97年夏の文徳が上下とも青地で、胸には白い漢字の「文徳」と入っていた。13年夏の延岡学園は桜をモチーフにした薄いピンクのユニホームで準優勝する旋風。遊学館もピンク地で出ている。23年夏の浜松開誠館は大リーグのダイヤモンドバックスを参考に、チャコールグレーとえんじを基調とした。

◆高校野球のユニホーム規定 日本高野連は「2025年度高校野球用具の使用制限」をHPで公開し「生地(柄含む)・カラー、型、シャツとパンツは同一カラーでなければならない」「メッシュやシャドーストライプなどの織柄シャツを着用する場合は、シャツとパンツで同色に見えること」と明記。同連盟が配布する背番号は白地を採用し、黒の数字がくっきりと見える作りになっている。

◆タイブレーク 青藍泰斗-佐賀北戦で今大会のタイブレークは早くも5度目。18年春のタイブレーク採用後、1大会最多は6度(23年夏、24年夏)。

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