【甲子園】明秀学園日立・金沢監督「プロにいける。極端に短くとか…」相手先発の高部陸を警戒

明秀学園日立・金沢監督（2022年7月撮影）

＜全国高校野球選手権：明秀学園日立ー聖隷クリストファー＞◇9日◇1回戦◇甲子園

3年ぶり2度目出場の明秀学園日立（茨城）の金沢成奉監督（58）が、1回戦で対戦する聖隷クリストファー（静岡）の好投手、高部陸（2年）を「将来プロにいけるようなピッチャーで、多分今まで県内では見たことのないようなストレートだと思います。いいピッチャーだと思います」と評した。

巨人の坂本勇人、増田陸、中日の細川成也を育てた名将は、球種の8割以上が直球、カットボールで組み立てる左の本格派を、「一級品。自信満々で投げてくる姿は。将来プロにいけるような投手」と見定めた。

もちろん、攻略へ着々と準備を進めてきた。「静岡県大会のように高部君に感じさせないか。感じさせなければ勝機は見える」とにらむ。「下手したら僕の場合は、1イニングで決めちゃうこともあるので。そうなったら極端に（バットを）短く持たせるとか、2回あたりからするかもしれません」と予告した。

試合開始は午前10時30分を予定している。