
<全国高校野球選手権:花巻東4-1智弁和歌山>◇8日◇1回戦
センバツ8強の花巻東(岩手)が優勝候補の智弁和歌山(和歌山)を破り2年ぶりの白星を挙げた。スタンドではOBのスタンフォード大・佐々木麟太郎内野手が観戦した。
1回表に1点を先制されたがその裏、相手のミスと犠飛で2-1と逆転。5回には2死から安打、敵失で三塁まで走者を進め3番新田光志朗外野手(3年)の適時打で3点目を挙げた。
守っては2年生左腕の萬谷堅心が好投。1回に1点を失ったが2回以降は無失点。最終回2死満塁のピンチも三振に抑え156球を投げきり逃げ切った。
センバツ準優勝の智弁和歌山は守りのミスが失点につながった。打線も花巻東・万谷を捉えきれず。夏の甲子園は3大会連続の初戦敗退となった。