
<巨人4-7DeNA>◇2日◇東京ドーム
DeNAが、今季3戦3敗だった巨人グリフィンを攻略し、今季初の巨人戦でのカード勝ち越しを決めた。
1回、先頭の桑原将志外野手(32)が左前打で出塁。2死三塁とし、宮崎敏郎内野手(36)が先制の適時内野安打を放った。山本が適時三塁打をマークし、ビシエドが移籍後初安打初打点となる適時二塁打を放った。
宮崎は「何としてもグリフィンから先制点が欲しかったので、ランナーをかえすことだけを考えて打った」とコメント。山本は「ザキさん(宮崎)が一生懸命走ってくれた結果です」と感謝した。
4回には桑原の適時二塁打で1点を追加し、5回にも宮崎の2号2ランでリードを広げた。桑原は「次の1点が大事になってくると思ったので、何とか得点につながり良かったです」とコメントした。
先発のケイは、テンポ良くストライクゾーン内で勝負し、6回3失点の好投で自身2カ月ぶりとなる6勝目を挙げた。
上半身のコンディション不良で抹消された4番の牧秀悟内野手(27)を欠く中、前夜は試合前時点で4戦3敗、防御率0・31と抑え込まれた天敵山崎を5回途中6失点で見事に攻略。この日は3戦3敗、19イニング無得点だったグリフィンを4回4失点でKOし、2位に浮上した。