
<巨人-DeNA>◇2日◇東京ドーム
巨人フォスター・グリフィン投手(30)が今季最短KOを喫した。11度目の先発で4回74球、6安打4失点で降板となった。
球団記録の更新に挑んだ一戦だった。今季は救援含めると12試合に登板して6勝0敗、防御率0・75。開幕7連勝なら球団外国人新記録となり、今季3戦3勝で防御率0・00と無双状態だったDeNA戦だったが、初回から暗転した。
2死三塁から4番宮崎が放った強い当たりは遊撃のグラブを弾いて先制の適時内野安打に。2死一塁からは5番山本、6番ビシエドに連続適時打を浴びて3点を失った。ここまで1試合の最多失点は2。いきなりの今季ワースト発進となった。
杉内投手チーフコーチは「先発で回っていればこういう日もある。初回に3点をとられたことはもう変えられないので、気持ちを切らさず、味方の援護を信じてここから0を並べてほしい」と願ったが、踏ん張れなかった。4回に死球も絡んで2死一、二塁とすると、1番桑原に右翼線に運ばれる適時二塁打で追加点を献上。続く2番京田を三振として4回を投げきり、5回からは2番手に船迫大雅投手(28)が送られた。
前日1日には「結果が今まで良かったとはいえ、いい打線なのは間違いないので。対戦成績が良かったとしても、注意して投げたい」と気を引き締めていた。