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【DeNA】三浦監督が「芸術品」と称賛…最高級の技術詰まった宮崎敏郎の7年ぶり「4番弾」


巨人対DeNA 5回表DeNA無死一塁、宮崎は左越え2点本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<巨人4-7DeNA>◇2日◇東京ドーム

DeNAが今季3戦3敗だった巨人グリフィンを4回KOし、今季初の巨人戦のカード勝ち越しを決めた。牧が上半身のコンディション不良で不在の中、4番に起用された宮崎敏郎内野手(36)が1回に先制の適時打。5回には4番では18年6月18日の西武戦以来、自身7年ぶりの1発となる2号2ランで勝負をつけた。チームは3連勝で2位に浮上した。

   ◇   ◇   ◇

仲間に発した言葉をバットで体現した。1回2死三塁、宮崎は2球で追い込まれたが、粘った末に8球目の内角速球を打ち返し、先制打を放った。山本の適時三塁打、ビシエドの適時二塁打で3点を先取。4回には桑原の適時二塁打で追加点を挙げ、今季3戦3敗だった巨人グリフィンを4回4失点でKOし、4戦目で初黒星をつけた。

「何としてもグリフィンから先制点がほしかったので、ランナーをかえすことだけを考えて。チームに勢いをつけられた」

ダメ押しも宮崎のバットだった。3点リードの5回無死一塁、船迫の外角速球を払うように強振。一瞬、ファウルかと思われた打球は吸い込まれるかのようにフェアゾーンに戻り、ポールに直撃した。三浦監督を「芸術品じゃないですか。素晴らしかった」と称賛させる最高級の技術が詰まった1発。7年ぶりの「4番弾」で試合を決めた。

牧の抹消が試合前に決まった前夜の巨人戦、野手ミーティングでチームメートに言葉を掛けたのがチーム最年長の宮崎だった。本人は「言ってないです」と笑いながら否定したが、三浦監督の耳には「宮崎が『全員でキャプテン』っていうのは、伝えたというのは聞いた」としっかりとナインに届き、自らも3安打3打点で勝利に導いた。

宮崎は「牧がいないのは大きいですけど、自分たちがしっかりと責任と自覚を持って、やっていかないと」と決意を込めた。前夜は今季4戦3敗だった山崎、この日はグリフィンと2試合連続で「天敵」を攻略。チームは今季初の巨人戦のカード勝ち越しを決め、2位に浮上した。三浦監督は「ここまでちょっとやられっぱなしだったんでね。昨日、今日といいきっかけにしないといけないです」と力を込めた。【久保賢吾】

DeNA桑原(2号ソロを含む2試合連続の3安打2打点)「(8回のソロは)思い通りのスイングができました。流れ的にも必要な1点だったのでうれしいです」

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