
<パドレス5-0メッツ>◇30日(日本時間31日)◇ペトコパーク
パドレス・ダルビッシュ有投手(38)が日米通算で日本選手最多となる204勝目を挙げたことに、23年1月に合同自主トレを行い、同年のWBCで共闘した日本ハム伊藤大海投手(27)が、あらためて敬意を表した。
「日本でも向こう(メジャー)でも半分ぐらい(MLB111勝、NPB93勝)勝っている。それだけの体を持ち続けている。もちろん成績もすごいですけど、それだけ体のコンディショニングを維持し続けているし、いまだにあのスピード。『すごい』とかそういう言葉だけでこう表してはいけないものかなっていう。ほんとにリスペクトしてます。ちょっとの時間ですけど、一緒に過ごさせてもらって、そういうのをこう知っていると、より204勝の大変さというか、苦労した中での数字だと思う。自分のことのようにうれしいです」。
2年前の自主トレで感じた人柄にも触れ「ほんとにすてきな人。すごく優しいですし、気にかけてくれますし、何よりすごく家族思い。自分もこういう大人になりたいなという風に思わせてくれた」と言う。その上で「まだまだ勝ってほしい。もちろん体と相談しながらになってくると思うんですけど、まだまだそう思わせてほしいなと思いますね」。球団レジェンドの活躍は、自身のさらなる成長を促すカンフル剤となる。