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復帰4戦目ダルビッシュ有「今の実力」序盤大量失点で3敗も監督は「心配いらない」信頼変わらず


カージナルス戦に先発したパドレスのダルビッシュ有(AP)

<カージナルス9-7パドレス>◇24日(日本時間25日)◇ブッシュスタジアム

【セントルイス(米ミズーリ州)24日(日本時間25日)=四竈衛】パドレスのダルビッシュ有投手(38)が、カージナルス戦に先発。4回途中8失点と打ち込まれ、3敗目を喫した。今季初勝利と日本人最多を更新する日米通算204勝目は、またも次回以降へ持ち越しとなった。

右肘炎症から復帰後4戦目のマウンドは、気温34度、湿度63%と厳しい条件だった。初回に1点を許すと、2-1の2回には3ラン2発を浴び、大量6点を失って逆転された。失点はいずれも2死後。甘く入った球をことごとく痛打された。「大事なところで強くない球が甘いところに行った。アップダウンが激しかった」と冷静に振り返った。

左足を上げるタイミングやプレートを踏む位置などに工夫を加えながらも、結果には結びつかなかった。現在は、故障明けのブランク後、実戦感覚を取り戻している段階。それでも、先発を任されている限り、序盤の大量失点は痛恨の極み。「(日米通算)21年間やってますから。先発4戦目でそれを話さなきゃいけないところが、今の自分の実力かなと思います」。調整途上でも言い訳することなく、自戒の言葉を続けた。

もっとも、ベテラン右腕に対するシルト監督の信頼は変わっていない。「2ストライクからのミスが多かった。ただ、心配はいらない。体に問題があるようには見えない」。ダルビッシュ自身も、うつむくことはなかった。「ずっと考え込んでも仕方ない。ちゃんと見直しながら次の期間を過ごしたいです」。

広島、ドジャース、ヤンキースで活躍し、日米通算勝利数で史上最多で並ぶ黒田博樹を抜き去るまで、あと1勝。「楽しみにされている方もいらっしゃるので、自分としては勝ちたい気持ちがすごく強い。それができてないところで、ファンの方々、チームにも非常に申し訳ない」。不本意な投球後でも、周囲の期待に目を向ける思考が、ベテランならではだった。

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