
<レッズ-ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
「大谷ファン」として知られるレッズのエリー・デラクルス内野手(23)が、大谷翔平投手(31)から適時打を放った。
1回1死二塁で対戦。1ボールから内角の96・1マイル(約155キロ)の直球を捉え、中前に弾む適時打を放った。憧れの大谷からの適時打にベンチへガッツポーズを見せたが、真剣勝負に表情は緩めなかった。
デラクルスはメジャー1年目の23年、当時エンゼルスの大谷が二塁に出塁すると、本物かどうか確かめるため指で「ツンツン」して話題を呼んだ。28日(同29日)に大谷が二塁打を放つと、歩み寄って夢中で言葉を交わした。
デラクルスは大谷と会話をするために日本語を勉強している。同戦で現地実況を担当した「スポーツネットLA」は「デラクルスの好きな選手はショウヘイ・オオタニです。彼が去年のオールスターで一番楽しみにしていたことは、ショウヘイに会って話すことでした。そうして今、こうして子どものように話しています」と話した。
今季は試合前時点で打率2割8分2厘、18本塁打、68打点、29盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.846としている。昨季は25本塁打を放ち、67盗塁で盗塁王を獲得した。