
<レッズ-ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、「2番DH」でスタメン出場。第3打席で貴重な勝ち越し打を放ち、山本由伸投手(26)を援護した。
第3打席は1-1の5回1死一、三塁で、右腕チェース・バーンズ投手(22)と3度目の対戦。1ストライクから99・4マイル(約160キロ)の直球を捉え、中越えの2点適時二塁打とした。今季自己最長の9試合連続安打となる一打は、打球速度110・7マイル(約178キロ)だった。
第1打席は無死二塁で、バーンズと対戦。初球の99・3マイル(約160キロ)の直球を右翼への大ファウルとしたが、2ストライクから二ゴロに倒れた。
第2打席は1-1の3回1死、初球の外角高めのチェンジアップで遊ゴロに倒れた。
第4打席は3-1の7回無死一塁で、右腕バーロウと対戦。カウント1-1から一走ベッツが二盗に成功すると、フルカウントから四球を選んで出塁した。
大谷はT・ヘルナンデスの適時打で三進すると、フリーマンの適時打で生還。これが今季100得点目となった。
今季は試合前時点で打率2割7分5厘、メジャー2位、リーグ単独トップの38本塁打、71打点、13盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.998としている。
投げては6試合に登板して0勝0敗、防御率1・50。前回登板21日(同22日)のツインズ戦では、3イニングを今季最多の46球、4安打1四球1失点4奪三振の内容だった。
次回登板は30日(同31日)のレッズ戦以降を予定している。