
<レッズ-ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、4回途中で降板した。捕手はウィル・スミス(30)で、4イニングを予定していた。
1回、1番は昨季の同僚ラックス。初球の内角97・4マイル(約157キロ)の直球を左翼線に運ばれ、二塁打とされた。
2番のマクレーンには、カウント2-2から101マイル(約163キロ)の直球を披露。フルカウントから外角低めの88・1マイル(約142キロ)のスイーパーで空振り三振に仕留めた。
3番は「大谷ファン」のデラクルス。1ボールから96・1マイル(約155キロ)の直球を中前に運ばれ、先制点を許した。
ヘイズは2ストライクから99・3マイル(約160キロ)の直球で空振り三振。マルテはスイーパーで遊ゴロに打ち取った。
2回は先頭スティーブンソンをスイーパーで見逃し三振。スティアには85・8マイル(約137キロ)のスイーパーを中前に運ばれた。ベンソンは85・9マイル(約138キロ)のスイーパーで空振り三振、エスピナルにはスイーパーを左前打とされたが、ラックスをスイーパーで二ゴロに打ち取った。
3回は先頭マクレーンをスイーパーで左飛、1回に適時打を許したデラクルスにはスプリットを投じて二ゴロに打ち取った。2死からヘイズは直球で遊ゴロに仕留め、この試合初の3者凡退イニングをつくった。
フリーマンの2ランで逆転直後の4回は、先頭マルテに三塁への内野安打を許すと、スティーブンソンの打席で2球連続の暴投。スティーブンソンも四球で歩かせ、スティアに2ボールとして場面でデーブ・ロバーツ監督(53)らがマウンドに来て状態を確認。アンソニー・バンダ投手(31)にマウンドを譲った。
3回0/3 51球を投じ、5安打1失点1四球4奪三振。直球の最速は101マイル(約163キロ)だった。
今季は試合前時点で6試合に登板して0勝0敗、防御率1・50。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。