
<高校野球神奈川大会:横浜-東海大相模>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム
横浜が東海大相模との夏頂上決戦を力強く制し、3年ぶり21度目の優勝を飾った。
夏の神奈川決勝では10度目となるこのカード。横浜は東海大相模に3点先制されて迎えた4回、4番左翼でスタメンの奥村頼人投手(3年)が2ランを放ち、さらにその後、江坂佳史外野手(2年)駒橋優樹捕手(3年)の連続適時打で勝ち越した。
5回にも3点を加えた横浜はさらに8回、東海大相模の3番手、プロ注目右腕の福田拓翔投手(3年)を攻め、主将の阿部葉太外野手(3年)の2点適時打などでさらに4点を奪って突き放した。
横浜の先発右腕、織田翔希投手(2年)は東海大相模・中村龍之介外野手(3年)の3ランで先制されたものの、最速150キロを超える直球とカーブなどのコンビネーションで、ライバルの打線を6回途中まで5安打3失点でしのいだ。
6回途中からは継投でつないだ。
横浜は第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)で史上9度目、同校としては27年ぶりの春夏連覇を目指す。