
<高校野球神奈川大会:横浜-東海大相模>◇27日◇決勝◇横浜
夏の神奈川決勝は、昨夏の決勝戦と同じカードになった。
昨夏は6-4で東海大相模が勝利し優勝。甲子園に出場し8強入りした。
新チームで迎えた昨秋からは、2季連続神奈川大会決勝で戦い、いずれも横浜が勝利し優勝している。「三度目の正直」に燃える東海大相模と、昨夏のリベンジに燃える横浜。ライバル対決の行方に注目だ。
甲子園で2度目の春夏連覇を狙う横浜は、センバツ後のハードスケジュールで阿部葉太外野手(3年)奥村頼人投手(3年)ら、ケガ人が続出。春季関東大会準決勝で専大松戸(千葉)に敗れ、新チーム発足時から続いていた連勝記録こそ途切れたが、夏の大会直前にけが人が相次ぎ復帰。準々決勝の平塚学園戦、準決勝の立花学園戦では2試合連続で逆転1点差勝利と、追い込まれながらも屈しない、粘り強さが光る。
東海大相模は昨夏の甲子園でも活躍した最速152キロ右腕、エース福田拓翔投手(3年)が、右肘のケガから復帰。打撃の中心、金本貫汰内野手(3年)も5回戦で右太もも肉離れから復帰。伝統のアグレッシブベースボールに機能的な野球を加えた機動力野球を展開する。
注目の決勝は27日午後2時プレイボール予定。