【高校野球】横浜スタジアムが満員札止め 決勝戦は横浜─東海大相模の伝統校対決／神奈川

横浜対東海大相模　試合開始のあいさつに向かう両校選手（撮影・野上伸悟）

＜高校野球神奈川大会:横浜－東海大相模＞◇27日◇決勝◇横浜

神奈川の頂点を決める一戦は、午後2時の試合開始から間もなくして、満員札止めとなった。

関係者によれば、内野席の入場券を求める行列は午前9時の時点で約3000人に達し、同11時30分には完売に。開始1時間前には外野席のさらに上に位置する外野ウイング席券、立ち見券を求めて長蛇の列が形成された。

駆けつけた大観衆の期待に応えるかのように、試合は序盤から動いた。先制したのは東海大相模。3回1死一、二塁から、3番中村龍之介外野手（3年）が右翼席中段に先制3ランを放った。

すぐさま横浜が反撃した。4回1死二塁、この日は左翼スタメンの奥村頼人投手（3年）が2戦連発となる2ラン本塁打。その後に江坂佳史外野手（2年）の右前適時二塁打で同点に追いつくと、さらに駒橋優樹捕手（3年）が勝ち越し適時打を放って逆転に成功した。